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★ 最新KIZZ 情報!! (09/02/02 更新)
★     
★   『 お知らせ~ [KIZZ]は活動停止します ~ 』
★     
★   kizz_armyでございます。

★   約7年半に渡り、ご愛顧いただきました
★   KISSトリビュートバンド 【KIZZ】ですが、
★   2008年末を持って、活動を停止する事になりました。

★   既にライブも決定している中での決断だったため、
★   関係各位には多大なるご迷惑を
★   お掛けしたことを改めてお詫び申し上げます。
★   
★   まさに、「語りつくせば尽きないけれど…」と
★   言った思いではありますが、
★   またいつの日か、違った形になるかもしれませんが、
★   なんらかの形でみなさまとお会いできる日が来る事を
★   ちょっと期待して…

★   ほんとうにいままでありがとうございました。
★   皆様の KISSライフが 更に充実する事を願いまして…


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《ニュース!!》
   『KIZZ』の出演している映画がありました!
   タイトルは「スペースポリス」

   詳細は該当記事にて…
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《きれいな日本語を話したい!》

『 映画見ました! 【犬神家の一族】その2』
えっと、予告どおりの続編です!

が!

昨日お休みした理由は…

「人生、第二回目の【胃カメラ検査】」を実施しに、
なんと! あの超有名所!

「慈恵医大付属病院」

に、行ってきました。

まぁ、その話もせにゃならんのですが…
とにかく書く事がいっぱいありすぎて、
追いつきません…(^^;

困ったものです。

あ! そうそう!

「M-1」の「ライセンス」ですが、何度見てもおもしろい!
オンエアーの時は、あまりに大笑いしていて聞き取れなかったところもあったりしたので、
見直すと更におもしろかったりして…(^^;

しかも、開場もかなり沸いています!
なお更あの点数に納得がいかなくなっております。

って事で「犬神家の一族」の続き… だよん♪

ネタバレ満載ですので、ご注意を…




では、細かくそれぞれの登場人物ごとに感想をば…

金田一耕助:石坂浩二
前回も書きましたが、冒頭、力が入りすぎていると言うか、
役を作りすぎていると言うか、そんな感じがしちゃったんだよねぇ
その証拠に後半になると、随分普通っぽく感じるです(^^;

旧作を見直してみると、ちょっと
「ナチュラルにとぼけた感じ」+「でも内には鋭いものを秘めてるぜ!」
って感じが勝ってる様な気がしちゃうんですわぁ

とは言え! あの年齢で走り回るのは凄い!
ワタクシの祖父があの位の年齢の時は、
ほんとに「おじいちゃん」だったからねっ!(^^;

本人の中でも「金田一耕介」と言うのは特別な思い入れがあるみたいで、
それがいい方に働いている部分と、そうでない部分がある様な気がしました。


野々宮珠世:松嶋菜々子
そもそも、セリフがそんなに多くないしね。
雰囲気だけ出せればいいんじゃない?って感じでしょうか?(^^;
(それだけかよ!)

犬神佐兵衛:仲代達矢
旧作でも思ったんだけど、大御所引っ張ってくるわけだから、
死ぬシーンと、写真だけってのがねぇ~(^^;
「回想シーンのひとつもありゃぁいいじゃねぇの?」って感じじゃありませんこと?


犬神松子:富司純子
鬼気迫る感じは、さすがなんですが、ちょっと線が細すぎませんか?
やっぱり、もう少しふっくらした感じの人の方が合っていると思っちゃいました。
まぁ、多分に昔の文庫本の表紙のイメージや旧作の高峰さんのイメージが影響
してるんだろうとは思うものの…
松子夫人のイメージって細い感じがしないんですよ(^^;
最後の方でね。

「スケキヨに、スケキヨにあわせてください」

ってセリフがあるんだけど…
旧作では
「あわせてくださいっ」
って、搾り出すように語尾をちょっと短く切るような感じなんだけど、
今回は
「あわせてくださいっ~~~↑」
って、悲痛な叫びっぽく上に上がって伸ばす感じなのね。
断然旧作を支持します(^^;
伸ばすと軽いんだよね。
しかも、ここってエコーというかディレイがかかるから、
すごく耳に残る部分なんだよねぇ~


犬神竹子:松坂慶子
大変申し上げにくいんですが…
なんか華がなくなっちゃったね。(^^;
敢えてそういう雰囲気をだしているのかも知れないけど…
随分と太ってしまった様な感じですよね。


犬神梅子:萬田久子
前回も書きましたが、とにかく一番光ってました
存在感がありました。
セリフの一言一言に引き込まれる位のオーラが出てました。
今まで見た萬田久子さんのキャラとしては一番よかった!


犬神佐清:尾上菊之助
ちょっと目の感じが、旧作のあおい輝彦さんに似てるんだよね。
もしかして、それが理由で選ばれたのかな?なんて思ってみたり…


犬神佐武:葛山信吾
未だに、「仮面ライダークウガ」の一条刑事役の印象が強くてですねぇ(^^;
つい先日まで「僕の生きる道」を見ていたのに、
まだ「仮面ライダー」の方が勝っとります(^^;
でもって、なんかさぁ~ 佐智の方が合ってるような気がするんですけどぉ~~
佐智の方が遊び人って言うか、色男っぽいイメージがあるからさ…


犬神佐智:池内万作
すいません、ほとんど印象に残りませんでした(^^;


犬神小夜子:奥菜恵
割と良かったのではないでしょうか?
小夜子さんに関しては、ほとんど旧作とセリフもリアクションも同じ
なのに、あまり違和感を感じませんでした。
いい雰囲気を出してと思います。

一番気になったのが珠世さんとの「身長差」
これがねぇ~ 雰囲気ぶち壊す位に身長差があるんだよね。
シリアスシーンなのにこれが気になって、ちょっと笑っちゃう(^^;


古舘恭三:中村敦夫
いやぁ~思ったより良かったですね。
さすが!と言った感じです。
なんですが、ちょっと優しすぎる感じですねぇ~
旧作の小澤栄太郎さんって、いろんな顔を覗かせるんですよ。
起伏があるんですよね。場面によって…
そういう部分では若干物足りなさを感じてしまいました。


猿蔵:永澤俊矢
めっちゃ難しい役だと思いますわ。
やはり、もう少し重厚さが欲しかったような…


はる:深田恭子
「坂口良子さんて、すげぇ~~~うまいんだな!」って思いました。
改めて、旧作を見てみるとひとつひとつの仕草…
本筋とは関係ない、セリフの内容とは関係のない細かい部分で
やっている事に目を見張ってしまいました。
また、それが自然なんだよね!
それは、細かく注意しなければわからないことかもしれないけど、
そういう事すべてが「はる」と言う人物像を作り上げているってのが
すごぉ~~~~~~~くよくわかってしまいました。
あれが、演技なんだな、芝居なんだな…って思ったね。
でも、市川監督って、凄く細かく演技指導するって話だったのに
なんで、あんなにセリフひとつ仕草ひとつとっても違うんだろう…
以上(^^;


大山神官:大滝秀治
旧作と全く同じ役で出演している方の一人です。
とは言え、30年前すでにある程度の年齢の役どころ…
それを又できるんだから凄い!

せっかく同じ役で同じ人なんだから言い回しとかも
全く同じにして欲しかったな(^^;
「奉納手形がある はぁずぅだぁ~~~」
ここの言い方がポイントなんだけどなぁ~~(^^;


琴の師匠:草笛光子
旧作の梅子さん役です。
市川&石坂コンビの金田一シリーズにはいっぱい出てます。
でも、旧作の岸田さんって、ある意味特別な人じゃん?(^^;
そうそう代わりってできないわけじゃん?
だからこそ、稲垣版金田一の「犬神家の一族」では、
同じ役で岸田さんを起用したわけじゃん?
でも、先日亡くなっちゃったんだもんねぇ~
残念な事です。


柏屋の女房:中村玉緒
「やっぱり、すごいな…」って思うのは、バラエティ番組で見るときとは
別人みたいに見えるんだよね。あれは不思議…


等々力署長:加藤武
一応旧作のキャラを踏襲しているものの、なんか扱いが薄っぺらい気がして…
結局、加藤さんってあのキャラのままバラエティに出る位の
はまり役だったわけでしょ?
認識度高いわけじゃない? キャラ自体の…
もっと、見せ場っちゅうか前面に出てきても良かったような気がします。
前編でも言った「悪いヤツといいヤツ」って所なんかいい例…
「湖をさらってみなきゃなりませんね」と言う、古館弁護士のセリフに対する
答えもなんか随分簡単になっちゃってるし…


藤崎鑑識課員:石倉三郎
ちょっと普通すぎますかね?(^^:
もっとおたっくぽい人がいいよねぇ~


仙波刑事:尾藤イサオ
等々力署長とは逆に、ちょっと前に出すぎでしょうか?
よく取ると、目立つ役者さんって事になるんでしょうが…


お園:三條美紀
旧作の竹子さんですね。
あまりにおばあさんだったんで、気が付きませんでした(^^;


柏屋の九平:林家木久蔵
一瞬、旧作の三木のり平さんがそのまま出てきたのかと思ったくらいでした。
なんかよかったなぁ~~ さすがにお歳のせいかセリフにたどたどしさが
あったけど、イメージピッタリな感じがしましたね。


那須ホテル主人:三谷幸喜
これがねぇ~ 石坂さん大絶賛だったんですよ!
「さすが! 三谷幸喜 !!」ってね。
作ってるとは言え、「那須ホテル」の主人としては
ちょっと若すぎるよなぁ~~(^^;

おどけた感じより、朴訥とした感じの方がいいと思ったんだけど、
まぁ、それじゃぁ三谷さんの意味がないし…
難しいですな…(^^;



とまぁ、一人一人をあげてもなかなか旧作を凌駕する点って
見つからないんですよね。(^^;
ある人が言ったそうです。
「これじゃ、なぜリメイクしたのかわからない」と…

教えてあげましょう!!(^^)
スポンサーが付いて、敏腕プロディーサーが金を集められたからですよ!
なんてね… うははは…

それで、ぜひ「犬神家を…」って言われたらねぇ~ 作るよねぇ~(^^;


前回の制作費が1億円ですよ!
今回の制作費がなんと、10億円ですよ!

あぁ~~た! 10億ですよ、10億!

多分ね、ほとんどが時代考証を忠実にするために使っただけじゃねぇの?
って感じよ(^^;

30年前なら、なんとか手に入った戦後を象徴する物品達
さらにそっから30年たったらなかなか手に入らないもんねぇ~(^^;

オープニングで、金田一耕介が登場する那須の町並みなんて、
ほとんどがCGによる合成よ?
いっくら目をこらして見てもそんなのまったくわからないんだけど、
そういう所でも、あの時代を再現するのは大変なのよ。

旧作では、ちゃんと存在していたと思われる「那須ホテル」の建物も、
今回はいきなりスタジオセットになっちゃうからねぇ

たぶんだけど、全く同じ曲を使用したサウンドトラック部分も、
録音しなおしてると思うのよ。

いろんな所で余計にお金がかかってるわけさ…(^^;

まぁ酷い言い方をすれば、作る側の
「自己満足」に終わってしまってる感が否めない…

「前作よりいいものを!」
「前作を越える何かを!」
「見る人に楽しんでもらいたい!」
「前作でやり残したことをやりたい!」
「前作の不満点を解消したい!」

そんな気持ちをみんなが持って作り上げたんだと思います。
実際に、それを実現したんじゃないかと思います。

でもなぁ~ これじゃぁなぁ~~(^^;

市川監督って、とにかく「光と影こそ映画だ」みたいな思想が
あるみたいなのね。
だから、光の射し加減、影の出来方
そんな所にまでこだわって作ってるんだってさ…

でもね、そういう事を知れば知るほど、
「旧作の良さ」の方がわかっちゃうんだよねぇ(^^;


最後の最後だってさぁ~
なんかテレビドラマみたいじゃなかった?
みんなが集まってきてさ…(^^;

旧作でのラストの駅のシーンも、
「駅舎もSLも今更用意出来ないからじゃないの?」
なんて勘ぐってしまいます。

まぁ、最後の最後、金田一が一人で歩くシーンは
「これでほんとに終わりなんだな…」
ってメッセージが伝わってくるようで、ちょっと寂しかったけどね。


こんな事なら、こんど稲垣金田一がやる
「悪魔が来たりて笛を吹く」
でも、作ってくれた方がまだ良かったかもしれん…

なぁ~~んて、思ってしまいました。

もっともっと、語りたいところではありますが、
まぁ、この辺にしておきましょうね(^^;

更に一緒に語りたいと言う方は、メールなりメッセージを入れてください。
人数次第によってはOFF会を開きましょう! ウハハハ…



「おもれぇ!」「役に立った!」と思ったら(^^;
ここをクリックお願いしまぁす。
by kizz_army | 2006-12-28 11:01 | 金田一耕助シリーズ
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